【私が保育士求人を探す理由】一般企業の「当たり前」が、保育士には「当たり前」じゃない?【前編】


保育士歴は15年、その中で何度「保育士を辞めてやる!」と思ったことでしょうか。「じゃあ、辞めればいいのに?」という方もいると思います。実は、保育士歴15年のなかで、転職を数回しているのです。

とはいえ、保育現場から離れたくなって、工場のラインで黙々と単純作業していた時期もありました。

工場で勤めていると、ちゃんと休憩時間があり、味がわかる昼食を食べることができました。もちろん、仕事が終わるのは時間通りで、もし残業しても手当がちゃんとつきました。

まさに、このことです!

保育士の仕事は、「休憩時間」、「昼食を食べる時間」、「時間通りに退社」、「残業手当」とはまったく無縁なのです。

今日は、保育士が直面している「一般企業ではありえない現実」をご紹介します。

一般企業の「当たり前」が、保育士には「当たり前」じゃない
一般企業の「当たり前」が、保育士には「当たり前」じゃない

「手取り10万円ちょっと」は本当だった…

ようやく国会でも問題視されたのが、国家資格なのに保育士の給料が低いのではないかということです。

北は札幌、南は沖縄、他にも大都市圏といわれる東京や愛知で保育士を経験してきたことから言えるのは、「全国どこでも給料が安い」という現実です。


ちなみに、最近有名になったニュースはこちら

保育士の給料が低い3つの理由 「元保父」の大学教授に聞いた

保育士の賃金が安いのは、制度がまだ整っていない段階にあるから、とのことだそう。でも保育士って、昔からある職業なんですよね。なぜ看護師さんや他の職業の待遇はちゃんと整備されているのに、私達だけ・・・と思ってしまいます。


新卒から札幌の保育園に6年間勤めましたが、昇給は年に1000円だけでした。結果として、6年間勤めても給料は13万円弱でした。これだと、「昇給制度あり」と言われても、実際の額を聞くまでは喜べない・・・という保育士さんが多いのも納得ですよね。

平均賃金が日本でもっとも低い沖縄では、臨時職員として勤め始めたときに手取りが12万円少々、そこから正職員として採用されることになり、手取りが18万円に上がりました。

とはいえ、このような保育園はとても珍しいのではないでしょうか。

最近では「人手不足」とよく言われていて、保育士のお給料が20万円オーバーということもよくあるようです。このまま、保育士の待遇改善が進めばいいなと思います。

手取りのお給料 VS 雇用の安定

愛知では、ある市に公立の保育士アルバイトとして勤めました。このときは手取りが24万円だったので、給料としては助かりましたが、契約が1か月おきになるため、雇用は不安定でした。

それなら安定して働けるようにと公務員になるように勧められたのですが、手取りが24万円から13万円に「ほぼ半減」してしまいます。生活を考えると、とてもやっていけないために、泣く泣く辞退せざるを得ませんでした。

それなら、日本でもっとも平均賃金が高い東京であれば、保育士の給料も高いだろうと期待に胸を膨らませて上京しました。しかし、現状としてはもっとも平均賃金が低い沖縄と比べても、それほど変わりませんでした。

ちなみに、沖縄で保育士になったのはキャリア6年目で、東京で保育士になったときにはキャリア13年目だったのにもかかわらず、この結果です。

平均賃金では大きな差がある東京と沖縄で、保育士の賃金がそれほど変わらない状況は、今でも疑いたくなってしまいます。

当然のことながら、キャリアを重ねることで、任される仕事量が増えます。

保育業界では、「残業する保育士こそやる気がある保育士」として評価される「恥ずかしい風習」が、全国どこでも一般的になっているのが現状です。


例えば、下記のように残業で悩んでいる保育士さんはたくさんいます。

ブラックな保育園?それとも保育業界の慣習?

このような「残業」や「残業代」について悩む保育士さんが多いので、「子育てしながら」「家庭と両立して」という働き方で保育士として働こう、と思う人が少なくなっているのではないかと思います。

実際同僚をみていても、小さい子をかかえながら保育士として働くのはかなり厳しい(祖父母などのサポートがないと無理)という状況です。


筆者

40代、まだまだ現役保育士として頑張ります!

まとめ

いかがでしたか?次回は引き続き、保育士が悩んでいる「保育士の職場環境のおかしい当たり前」をご紹介していきます。


【私が保育士求人を探す理由】一般企業の「当たり前」が、保育士には「当たり前」じゃない?【前編】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です